Contents
温度感のある子ども服をセレクトするREIN(リィン)

サイズアウトするのが早い、子ども服。着られる期間が短いとはいえ、かわいい服や本人が喜ぶ服を着せたいのが親心だ。
おさがりやリユースを利用するのは賢い選択だが、納得のいく服を購入して次の人に繋いでいくというのも大切にしていきたいアクションの一つ。
今年1月にオープンしたオンラインのベビー・子ども服ショップ「REIN(リィン)」の店名はreincarnation(輪廻転生)からきていて、『良いものを手入れしながら大切に着て、次の人の元でまた生まれ変わる』という思いを込めている。これはオーナーでディレクターの西畑小百合さん自身の幼少期の体験からきているそうだ。
「うちは決して裕福ではなかったけれど、母は長く着られる良いものを、直しながら大事にしましょうという考えを持っていて、合言葉は『安物買いの銭失い』でした(笑)。
自分が出産して、お祝いで新しい子ども服やおさがりをいただくことがあって、服を通して友人や当時の母の思いをヒシヒシと感じています。
私自身もファストファッションも利用しますけど、そこには感じられない温度感を持ったアイテムをリィンでは集めています」(リィン オーナー&ディレクター西畑小百合さん)
きっかけは、自分の子どもに着せたい男の子向けの服が国内であまり見当たらず、海外ブランドをオンラインなどで購入して着せていたら周りから評判が良かったこと。ならばと、自分でセレクトした服を扱うショップを開くことにした。
ユナイテッドアローズやドゥロワーなどのPRを20年以上勤めてきた経験から磨かれた感性で商品をセレクトしている。
素材も大事だが、セレクトのポイントは語れるかどうか

扱っている海外ブランドは北欧のMolo、デンマークのFUB(OEKO-TEX®認定ウールまたはGOTS認証のオーガニックコットンのみを使用)、エストニアのBebe Organic (化学物質を含まない安全で心地よい洋服を作ることからスタートしたブランド)などサステナブルな取り組みをしているが、それを語る以前に自由なデザインが楽しい。
「取扱ブランドの100%ではないですが、GOTS認定のオーガニックコットンやOEKO TEX認証ウールなどを使用したブランドが多いですね。
でもいちばん大切にしているポイントはブランドの世界観や商品にストーリー性があるか、語れるかどうかです」(西畑さん)


オリジナルではスエット上下、大人向けのバンダナ、ロケットペンダントが人気だ。
「子どもが小さいとアクセサリーを付けたくても引きちぎられてしまうことがあり、自分でもバンダナをアクセントにしていたのでオリジナルでも商品化しました。
まだ立ち上げて日が浅いですが、ショップのコンセプトに共感してくださって『いいものはお譲りしても喜ばれますものね』とおっしゃる方がたくさんいます。値段が良いだけでなく、洗いくたびれて良い味が出るスエットも、喜ばれる存在でありたいです」(西畑さん)
振り切ったセレクトが人気のIAM(アイアム)

そして今回、リィンとコラボイベントを行った IAM(アイアム)はかなりユニークな店舗だ。
ディズニー柄のスエットやセーター、カート・コバーンが愛用していたことで有名なニック&ノラのパジャマなど、他の店では見たことがないアイテムが並んでいる。
ここのオーナーの清水洋子さんも、ファッションブランドのPRを勤めてきた経験を持つ。
「5年前に世田谷区の別の場所で、カフェと古着屋を併設した店をオープンしました。大人と子どもの両方の古着を扱っていたんですが、始めてみたらヴィンテージの子ども服への反響が大きかったんです。
子ども服をコアに扱っているお店って他にはあまりないらしくて需要もあったので、今は古着やヴィンテージの子ども服に特化したラインナップにしています。 あとは作家さんの陶器なども扱っていますね」(アイアム・オーナー 清水洋子さん)


デコラティブなワンピースなど、プリンセス系のアイテムも人気だ。
「子どもの服は、コテコテにやりすぎても許されますよね。
女の子はこれが着たい!が明確にある子が多いので、母娘で楽しんで欲しいです」(清水さん)
店内には様々な壁紙や小物が置かれていて、記念写真が撮れるコーナーが用意されているのも特徴の一つ。
「去年の暮れに今の場所に移転してきたのですが、最初に見にきた時に、隣に小学校や公園があって、子どもに適した環境だなと感じました。
生活に寄り添った場所というか、生活の延長線上にある場所なのが良いなと思って選びました。
お客さんの生活を切り取った写真を撮ってもらうのもいいなと思って、写真館としての登録もしています」(清水さん)
リィンの西畑さんとアイアムの清水さんは、数ヶ月前にとある展示会で初めて会ってランチをして、その場で今回のイベントを決めたのだそう。
「業態は違いますけど、共に繋いでいく服を扱っていくということで、共感した感じです。 また何かイベントを開けたらいいなと思っています」(西畑さん)

住所:東京都世田谷区池尻2-4-5 HOME WORK VILLAGE 106
営業時間:11:00〜17:00
定休日:火曜
*営業時間は変わることがあるのでInstagramのストーリーズで最新情報をご確認ください
*リィンのアイテムの取り扱いは今回のPOPイベントのみで、現在は置いていません
