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私がディレクター/デザイナー等々として勤めているファミリーファッションブランドARCH&LINEの展示会のため、6年振りにパリに行って来ました。
ちょうど6年前、コロナ禍に気候変動の危機的状況を知り価値観やライフスタイルがかなり変わったため、パリでチェックしたいものも6年前と大きく変わっていました。
サステナブルなファッションブランドを巡った前編に続き、今回はフードやコスメなどの体験をご紹介します。
期待以上! ハートを撃ち抜かれまくりの「ティポロジー」

B Corp認証企業と知り、訪れるのをとても楽しみにしていたのはナチュラルコスメのティポロジー(Typology)。
ナチュラル成分に加え、ヴィーガン&クルエルティーフリー、ジェンダーレスという情報ですでに胸の高まりが抑えられなかったのですが、期待しすぎは禁物ということで平静さを装って入店。


パリ市内で唯一実物が見られるというプランタン。ひときわ人が集まっているコーナーがあるなと思ったら、そこがティポロジーでした。観光客と思われたのは恐らく私たちだけで、他のお客さんはほぼ現地の方のもよう(年代性別も様々!)。現地の方に支持されているというところでも、好きになってしまいそうな気持ちを抑えるのが大変…。
色々とお試しさせてもらい、5アイテムのミニサイズが入ったトラベルセット、フェイスモイスチャライザーD41、グリーンカラーコレクターT33 を購入。サンプルセットもいただきました。
パリから帰ってきて数週間使っていますが、どのアイテムもとても良い感じ!


ベストセラーのフェイスモイスチャライザーD41はべたつかないのにしっかり潤って肌が落ち着きます。
グリーンカラーコレクターT33はただのコントロールカラーではなく、ナイアシンアミドと緑藻エキスが炎症を抑え、使い続けることで、赤みの気にならない肌へ導くということ。ティポロジーは赤みにフィーチャーしたプロダクトが多く、長年赤みに悩まされて来た私としては使い続けるのが楽しみ!
パッケージに使われている素材は再生アルミニウム、再生プラスチック、ガラス、FSC認証紙。更にはトラベルセットの入っていたポーチはリサイクルコットンというところで完全にハートを撃ち抜かれました。
※作り手としての見解ですが、何かを作るために生地を探そうという時、オーガニックコットンは少しずつ市場に増えて来ているもののリサイクルコットンはなかなか探すのが難しい現状があります。それをビューティーブランドが取り入れているところに強いメッセージを感じます。
レジはしばらく行列で忙しそうにも関わらず、私の質問にスタッフさんが笑顔で何度も親切に答えてくれたのもファンになるためのダメ押しとなりました。
趣味のヴィーガンカフェ巡りをパリでも。11区にある「Aujourd’hui Demain」

自分が消費するもの/ことからCO2排出を出来るだけ減らしたいと思った私は、6年前にお肉を食べない生活にシフトしました。家畜産業が気候変動への加担だけでなく人間の飢餓問題にも大きく関わっていること、また、アニマルライツなどの考え方を日々勉強中です。日本ではヴィーガンカフェを見つけては巡ることが一つの趣味のようになっています。
パリ市内でも行きたいお店がたくさん!
ランチで伺ったのは、現地の若者にも人気で飲食店が続々OPENしているという11区にあるAujourd’hui Demain。
平日の昼間でしたが満席だったため少し待って入店。
私たちはマカロニ&チーズカルボナーラとクラシックチェダーバーガーを注文。
マカロニは日本であまり出会えないカルボナーラ。ジャンクなお味が疲れの溜まった身体に染みて、今回パリで食べたもの上位にランクイン。
ハンバーガーのパテは肉の繊維感も再現されていて食べ応えもたっぷりでした。

https://aujourdhui-demain.com/
https://www.instagram.com/ajddemain/
うらやまし過ぎるヴィーガンベーカリー「Land&Monkeys Beaumarchais」

パン好きとして、「うらやましい!!」と何度口にしたか分からないのは、100%ヴィーガンのベーカリーのチェーン店があること(パリ市内に5店舗)!

ヴィーガンというだけでなく、オーガニック、パーム油フリーなどのこだわりも。バターをたっぷり使う文化のあるフランスで、企業が率先して炭素削減を掲げ挑戦している姿は本当に素敵だと思います。
クロワッサン、キッシュなどいくつか購入し、今回借りているスタジオで翌朝リベイクしていただきましたが、本当にヴィーガン!?と疑いたくなるほどバター感たっぷりで最高に美味しかったです。
https://www.land-and-monkeys.com/nos-engagements/
https://www.instagram.com/land_and_monkeys/
普段着からハイブラまで揃う。「kilo shop」で古着の量り売り体験

パリに住む20代前半のフランス人の友人に”パリで出来るおすすめのエシカル体験教えて!”とメッセージを送ったところ、”kilo shopがおすすめ!”とのこと。マレ地区のKilo shopが並ぶエリアにて数店舗周って来ました。
こちらのお店は商品の重さで価格が決まるシステムです。

利用方法はこちら。
➀気になるアイテムを見つけたら、店内にある計りへ。ハンガーを外してかごの中へ入れます。
②服に色付きのタグが付いているので、計りのパネルの中からそのタグと同じ色のボタンを押します。
③パネルに価格が表示されます。
一言でKilo Shopと言っても、店舗によってバリエーションが豊か!数ユーロで買えるカジュアルな普段着から、ハイブランドのヴィンテージまで、扱うラインナップは多岐にわたります。
“すでにあるものを大切に、長く着る”というKilo Shopのスタイルがフランスの若者世代に響いている。その光景を目の当たりにし、ファッションブランド運営に携わる身として、ただ消費されるのではない、未来に繋がる服を作る責任を強く再認識させられる体験でした。


