Worn Wearは、パタゴニアが2013年から展開している、衣類を長く大切に使うための取り組み。もともとは「Repair is a Radical Act(修理は急進的な行為)」をスローガンに、アメリカでリペアサービスを始めたのがきっかけ。日本国内では、大阪・梅田ストアにて「Worn Wear」が常設されているほか、各地のイベントでもリペアや中古品の販売が行われることがある。
会場内の展示では、何十年にもわたって着続けられた一着が、持ち主のコメントとともに紹介されている。縫い足されたパッチや、色や素材の違う布で補修されたその服には、手を加えながら大切に着られてきた時間が刻まれている。どれも最高にクールな一着ばかり。
また、実際に販売されているパタゴニアの中古ウェアも手に取ることができる。
アイテムによっては、数千円というような価格設定のものもあり、手軽に「Worn Wear」を体験できる入り口にもなっている。
なぜこの価格が実現できるのかを聞いてみたところ、パタゴニアでは一般的な中古市場の価格や製造年、カラー、トレンドといった要素ではなく、製品の“機能的コンディション”のみを基準に査定をしているという。つまり、機能が落ちていれば価格は下がり、逆に年数が経っていてもコンディションが良ければ高く評価される。
再販後に“長く使えるかどうか”を最も重視するブランドの哲学が、価格設定にも反映されているのだ。
今回のPOP UP開催中は、撥水性が弱くなったシェルのメンテナンス方法を学べるイベントやパタゴニア製品の買い取りも実施予定。詳細は、パタゴニア 東京・京橋 期間限定ストアのinstagramからチェック!
Worn Wear 京橋 POP UP STORE
会場:パタゴニア 東京・京橋(期間限定ストア)
東京都中央区京橋3丁目6-18 東京建物京橋ビル1階 BAG ̶Brillia Art Gallery
開催期間:2025年6月7日(土)~8月18日(月)
営業時間:11:00~19:00 毎月第3水曜日定休
https://www.instagram.com/patagonia.kyobashi