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サステナビリティって何をすればいい? が一覧でわかる「Good Measures」
世界6000以上のブランドのエシカル度を紹介するShift Cは、オーストラリアのエシカル評価機関Good On Youと提携し、グローバル基準の包括的な評価システムを用いている。だれもがアクセスできる公開情報をもとに、環境や素材の専門家からなるチームが情報を精査し、最終的にひと目でわかる5段階評価で紹介する。この評価体系を理解し、ブランドが自ら透明性やサステナビリティ度を上げていくためのツールが「Good Measures」だ。
Good On Youによって2022年にスタートした「Good Measures」は、世界で244ブランドが導入済みのオンラインツール。ブランドは専用サイトにログインし、スコアリングの詳細、パフォーマンスや点数を確認することができる。また、各評価項目において新たに対応したものがあれば、そのつどサイト内でGood On Youのアナリストチームへ関連情報やエビデンスを提出し、随時ユーザー自身で評価の向上を図ることができる。
Good Measures紹介動画(英語のみ)は コチラ 。
日本でもスタートした、アパレルの情報開示ガイドライン
マイクロプラスチック汚染や、森林破壊、水資源の使用など、ファッション産業の影響は地球全体に広まっている。世界では1秒ごとにトラック1台分の衣類が廃棄されていると言われ、ファッション産業の消費とサプライチェーンのシステムの見直し、持続可能性への変革は待ったなしだ。
また、環境への影響だけでなく、ファッション産業のサプライチェーンは多くの発展途上国や新興市場に依存しており、ジェンダー平等や労働環境の安全性、生活賃金など複雑な人権課題も抱えている。
こうした背景から、フランスでの「衣類廃棄禁止令」(2022年施行)や米国ニューヨーク州での「The Fashion Act」、欧州委員会の「Directive on Green Claims」(2023年採択)など欧米での法整備が進み、ブランドによるサステナビリティの取り組みと情報開示が加速している。同時にアジアやアフリカの生産市場でも対応が求められている。つまり、世界的にサステナビリティへの対応はこの数年でこれまでの努力義務レベルだけでなく、ビジネス上必須もしくは法的義務レベルへと変化してきているのだ。
日本でも、2024年3月に経済産業省より「繊維製品の環境配慮設計ガイドライン」が発表され、欧州のルールに対応する取り組みが始まった。今後、CO2、水使用、素材、廃棄、回収などの情報を“見える化”することは、ブランドの義務として、消費者の知る権利として、当たり前のこととなっていく。そのための頼れる指南役となるのが「Good Measures」だ。
「Good Measures」には3つのプランがあり、専用サイトのアクセス、ウェブサイトでの情報開示サポート、Shift Cを運営するUPDATERがもつその他SXサービス(脱炭素、生物多様性、ウェルビーイング)など幅広いサービスを揃えている。
なぜUPDATER社がGood Measuresを提供するのか?
Shift Cを運営するUPDATERは「社会の仕組みをサステナブルにアップデートする」をテーマに、衣食住の多岐にわたるサステナブル事業を手掛けている。Shift Cの他にも、ブロックチェーン技術を使って世界で初めて電力をトレーサブルにして再エネを販売する「みんな電力」や、生産過程をたどれるEC「TADORi」、土壌の豊かさを診断する「みんな大地」、空気でウェビーイングを向上させる「みんなエアー」などがある。すべてのサービスに共通するのは「見える化」することで、ブラックボックスに隠れていた社会課題を解決するという姿勢だ。
この服を「どこで、だれが、どのように」作ったのか。アパレルの過程を可視化し、透明性を高めるGood Measuresは、UPDATER社が目指すサステナブルな社会へ移行するための強力なツールになる。
■Good Measuresについてお問い合わせ先
https://shiftc.jp/contact/
■Good Measuresプレスリリース
https://www.updater.co.jp/news/pressrelease/20241031