シーインのグリーンウォッシュ疑惑や、ガーナのビーチに流れ着いたブランド、移民労働問題に揺れる高級ブランドの対応が話題に。さらに、米国で初めて製品の一生にわたる責任を求める新しい法律の可決をはじめとするグッドニュースも。2024年10月に知っておくべきトピックを見てみよう。

「Toss it? No way!（捨てるの？とんでもない！）」を合言葉に2007年にオランダで始まった、10月第３土曜日の国際リペアデー。これを記念してユニクロの13店舗で、お得な修理キャンペーンが行われている。リペアデーに先立って行われた発表イベントにはパリ五輪金メダリストの鏡 優翔選手と俳優の堀田 茜さんも参加し、ヨーロッパで大人気のスペシャルな「アップサイクル」アイテムを体験した。

初めての人も、詳しい人も、古着を購入する選択肢はオンライン/オフラインともにこれまでになく広がっている。迷っているなら、まずはこのガイドを読んでから始めてみてはどうだろう。

超低価格商品と驚異的なスピード、実店舗を持たず中国の製造現場から消費者へ商品をダイレクトに届けるビジネスモデルで瞬く間に売り上げを伸ばす「SHEIN（シーイン）」。市場を根本的に変えた同ブランドの登場により、さらに低価格化が進むファストファッションというジャンル。拡大するこの市場を横目で見ながら、ファッション業界はより良い方向に進むことは可能なのだろうか？詳しく見ていこう。