FASHION REVOLUTION JAPANとは?
FASHION REVOLUTIONは、2013年にバングラデシュのダッカ郊外で発生したラナ・プラザ崩壊事故を契機に発足した。この事故では、低賃金で働く衣料品工場の労働者が働いていた建物が崩壊し、1132人が亡くなり、2500人が負傷、約100人が行方不明となったファッション史上最大の事故ともいわれる。FASHION REVOLUTIONはこの事故を機にイギリスで始まった、ファッション業界の透明性と公正性を求める国際的な運動。日本では2014年から活動を開始し、消費者、企業、行政、メディアといった多様な主体に対し、ファッション産業が抱える社会問題について啓発を行っている。
ファッション・繊維産業における循環型経済実現に向けた最前線の取り組みが集結!
今年4月に「FASHION REVOLUTION JAPAN」のシンポジウムが開催され、国内外の先進的なプレーヤーが集まり、ファッション業界の持続可能な未来を探る。
まずは、ヨーロッパの最前線の事例から
イベントの冒頭ではフィンランドのアアルト大学から2名の研究者アヌブティ・バトナガルとエリーナ・レヴェが来日し、繊維から繊維へのリサイクルを実現するためのヨーロッパの最新動向を紹介。EUの資金提供を受けた「T-REXプロジェクト」では、使用済み繊維廃棄物を回収・分類し、新しい衣服にリサイクルする大規模な実証実験が進んでいる。
ヨーロッパの最新技術や循環型経済への移行で生まれた社会的課題を知り、日本の繊維循環の未来について知見を得ることができる貴重な機会となっている。
次に、国内の現状と課題を解説するセッション
【トークセッション1】では元環境大臣で衆議院議員の小泉進次郎も登壇。日本のファッションロスの現状と政策、業界の最新動向について議論する。
【トークセッション2】では。「いらなくなった服はどこへ行くのか?」という疑問を解決するため、ファッションジャーナリストの向千鶴と環境省で資源循環政策を担当する近藤亮太が、最新調査データをもとに日本の繊維廃棄の現状と課題について詳しく解説。手放したあとの服の行方を追いながら、日本のリユース・リサイクルの現実を浮き彫りにしていく。
リユースと資源循環の最前線を探るセッション
また【トークセッション3】では、イギリスで素材産業のサプライチェーンを調査し、企業や政策立案者に提案を行うChanging Markets Foundationのシニアキャンペーンマネージャー、ウルスカ・トランクと、日本で回収ボックスPASSTOをはじめとする資源循環に取り組む株式会社ECOMMITの坂野晶が、リユースと資源循環における最新レポートとその課題について議論する。
リサイクル技術の未来に迫る
最後のトークセッションでは、日本で課題となっている廃棄衣料から新しい服をつくる挑戦について。日本でポリエステル100%の廃棄衣料を化学的に分解して、原料レベルまで戻すケミカルリサイクルの先駆者であるJEPLAN代表取締役兼執行役員社長の髙尾正樹と、「FASHION REVOLUTION JAPAN」を運営する一般社団法人unisteps共同代表理事の鎌田安里紗が、服のリサイクル技術の現在地と、実現への道筋を追う。
■開催概要
日時:4月25日 (金)12:00 – 19:00
場所:TRUNK(HOTEL) CAT STREET
服の寄付や回収が手軽にできるようになった反面、手放した服はどうなっているのか?各界の第一線で活躍する専門家たちから現状を聞く、またとない機会だ。サステナブルファッションの現在地を知るために、ぜひ参加したい。
https://peatix.com/event/4352625fbclid=PAZXh0bgNhZW0CMTEAAab9E6iupDkEYItAHck2zyTk9RjNhXyH0UqXBDkgskNK3ZyJV3rUkvHVpo0_aem_xVUANZ3b3Sq2KuSRzJpJMA