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標高が高い場所では、浴びる紫外線量も増える

標高が1000m上がると、UVインデックス(推定値)は10%上がると言われているので、登山などの標高が高い場所に行く際には紫外線対策はとても重要だ。
昨今、登山時に顔全体を覆うようなマスクで紫外線対策をする人も多いが、せっかく山に行ったら自然の中で空気をめいっぱい吸いたいし、高山では空気が薄くなるためマスクをしているとパフォーマンスが落ちてしまう。なので筆者はマスクはせずにしっかり日焼け止めを塗る派だ。
まだまだ続く登山&アウトドアシーズンにぜひ携帯してほしい5アイテムが以下の通り。
アウトドアが好きな開発者が作った日焼け止め
「ViVo」アウトドアUV ナチュラルカラー/ホワイト

アウトドア好きの化粧品開発者が作ったアウトドア専用日焼け止め。「アウトドアを思いっきり楽しむためのパートナー」をコンセプトにしていて、ベースメイクとしてもメイクの上からも使用することができる。
SPF50+、PA+++と頼もしいスペックでありながら、紫外線吸収剤不使用、アルコールフリー。また、昆虫忌避成分としても知られるペパーミントとユーカリの精油をブレンドしているので、爽やかな使用感がある。
特筆すべきはスティックタイプでコンパクトなので携帯しやすく、出先での使用にも便利なこと。もともと肌の色が濃い筆者はナチュラルカラーをチョイスし、登山中の休憩のたびに頬や鼻、額などにシャシャッと重ね塗りをしている。
地球に優しい石けんメーカーによる日焼け止め
「シャボン玉石けん」シャボン玉UV

「健康な体ときれいな水を守る。」を企業理念にしているシャボン玉石けんが、肌のことを考え抜いて開発した日焼け止め。天然由来の5つの成分のみのシンプル処方ながら、SPF35、PA++++、UV耐水性☆もある。
防腐剤・抗炎症剤・香料不使用。紫外線吸収剤不使用でサンゴなどの海洋生態系にも配慮している。アルミジャー+紙箱でプラスチックフリーなのも嬉しい。
バームタイプ(テクスチャーはやや硬め)なので、清潔な乾いた手や爪で取って手で温めてから塗布するのがおすすめ。筆者はうっかり焼いてしまいがちな首元や手の甲に使用している。
天然素材を使った24時間使えるリップバーム
「to/one」ブライトニング リップバーム UV

紫外線吸収剤・散乱剤不使用でいながらSPF21、PA++。植物オイルが配合されているので、保湿しながらUVカットをしてくれる。ビタミンC、Eも配合されていて、昼も夜もふっくら感を保ってくれる。筆者は休憩時や水分補給をした後などに小まめに塗るようにしている。
なお、to/oneは成分、処方、パッケージについて“ナチュラルであること”にこだわったブランドで、肌と地球、両方のことを考えて選び抜いた天然の植物由来の成分を使用している。
口に入れても大丈夫な素材だけを使ったバーム
「RECIPE+」Ginger B2 alm(ジンジャー・ビー・バーム)

自然由来の原料だけを使用していて、顔や唇、手や爪などフルボディに使えるバーム。
主成分である生姜油は、高知県の四万十の生の生姜から作られていて、ショウガオールやジンゲロールなどを含んでおり、肌の抗酸化作用や活性酸素を除去する作用が期待できる。また使用されているニホンミツバチのミツロウは薬効成分が高く、保湿力も高く、肌の炎症や切り傷や火傷の治療薬などにも使用されている。
寝る前に、日中陽を浴びた肌や唇に塗ると翌日しっとり。また虫刺されにも効果がある。
ブランド名は、人の口に入れても問題ない材料だけを使い、試作品をキッチンで作っていたことに由来する。アルミジャー入り。
防虫効果のある繊維を使い、UVもカットするフーディ
「Foxfire」 SCフーディ

紫外線から肌を守るのに効果的なのは、覆ってしまうのが一番だと筆者は考えるので登山では常に長袖を着用している。最近存在を知ったアース製薬と帝人フロンティアが共同開発した「スコーロン®︎」という繊維には、防虫加工が施されていて、これを使ったアイテムはまさに“着る防虫”。さらにUVカット機能もあるので多角的な安心感がある。洗濯耐久性も高く、20回洗濯した後も80%以上の防虫効果が持続するんだとか。ガーデニングや畑仕事をする人にも人気とのこと。
なお、このスコーロン®︎製品における収益の一部は、日本赤十字社の国際活動「ルワンダ気候変動等レジリエンス強化事業」の支援に使われている。