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着物や帯がシューズへと生まれ変わる「Relier81(ルリエ エイトワン)」
眠ったまま使われていない着物や帯を、美しいシューズやバッグへとアップサイクルする「Relier81(ルリエ・エイトワン)」。京都を拠点に、伝統産業である着物文化を時代に合わせてアップデートし、現代の暮らしに馴染む身近なアイテムを生み出している。
ブランド名には、フランス語で「結ぶ」を意味する「Relier」と、日本の国番号「81」をかけ合わせ、日本と世界を結ぶという想いが込められている。
伝統的な着物や帯が持つ生地の美しさを存分に活かした「pointed flat mules」シリーズ。
アッパーには帯の表地を使用し、アッパーのパイピングとヒールには帯の裏地を使用。願いが叶うという意味がある叶結びのリボンがアクセントになり、鮮やかな色合いが装いを引き立てる。
日本人の足に合う木型を採用し、履きやすさを追求。低反発素材のインソールと、手入れしやすい合皮・合成ゴムの靴底で、快適な履き心地を実現。特別な日にも、日常のアクセントにも取り入れたい一足。
93%植物由来で素足のような履き心地「RALLY ROUND(ラリーラウンド)」
1932年創業の老舗シューズメーカー・日進ゴムが展開する「RALLY ROUND(ラリーラウンド)」は、サステナブルな素材と高い機能性を兼ね備えた次世代スニーカーブランド。北欧のエストニア、南欧のポルトガルなど、アースフレンドリーなシューズ造りに共感したサプライヤーとともに開発を行っている。
シューズに使用されるのは、環境に配慮した画期的な素材たち。
ソール部分には、日本の竹と天然ゴムを独自に合成した軽量で柔軟な「Bambrub(バンブラブ)ソール」を採用。シューズアッパー用の素材には、コーヒーフィルターの廃材をアップサイクルした通気性抜群の素材「Cafetex®(カフェテックス)」を採用。
さらに、ポルトガルでの採取過程で木を伐採せず、丁寧に樹皮を剥がす昔ながらの製法で作られたコルクレザーを使用し、インソールとかかと部分、ひも周辺のアクセントに使用している。
1stモデルのPO-JAは、植物由来93%のアースフレンドリーな日本製のスニーカー。
通常のゴムより10%も軽く、屈曲性を兼ねそろえたBambrubソールと、通気性に優れたCafetex®を使用。さらに、天然コルク材を使用した分厚いインソールは軽量で高いクッション性を持ち、足の形状を記憶し素足のような感覚を生み出す特徴があるため、ストレスフリーな履き心地を実現。
日本の職人が一つひとつ丁寧に作り上げるスニーカーの上品なフォルムと色合いは、プライベートやオフィスなど、様々な場面で活躍するだろう。
サステナブル・快適さ・おしゃれさの三拍子が揃う「VIVAIA(ビバイア)」
2020年にアメリカで誕生した「VIVAIA(ビバイア)」(Shift C評価:良い)は、「サステナブル」「快適さ」「おしゃれさ」を一足で叶えるシューズブランド。地球環境への配慮を徹底しながら、日常に寄り添う美しいシューズを展開している。
リサイクル素材と先進的な3D編み込み技術を活用し、快適で機能的なシューズのアッパー部分を製作する独自の低廃棄物プロセスにより、生産廃棄物を30%以上削減。また、ペットボトルのリサイクルを推進する認証サプライヤー「Repreve®」とパートナーシップを結び、リサイクルペットボトルを粉砕して作られた糸をシューズのアッパー部分に編み込んでいる。
成型工程で廃材が出にくい製法を採用し、少ない縫製や接着剤でシューズを作ることで、材料の削減と生産工程の短縮を実現している。
スタイリッシュなデザインと遊び心のある柄が心踊るポインテッドトゥシューズ。幅広い足型に優しい独自のパッドインソールを採用することで、スニーカーのような快適さを実現。
さらに、洗濯機での丸洗いもしくは手洗いが可能なため、お手入れも簡単。長く愛用できるファッショナブルな一足は、デイリーから特別なシーンまで幅広く活躍しそう。※一部洗濯対象外の商品もございます。
シーンやジェンダーを超えて寄り添う一足「CLAE(クレイ)」
20年以上にわたり、シンプルで長持ちするシューズを作り続ける「CLAE(クレイ)」。シーンやジェンダーを超えて愛されるライフスタイルシューズブランド として、持続可能な生産体制と洗練されたデザインを両立している。
ベトナム・ホーチミン市の工房と協働して製作を行っており、工場内では太陽光や風力発電で得たエネルギーや水資源の循環利用を実現。環境に配慮した素材選びにもこだわり、GRS認証(グローバル・リサイクル・スタンダード)を受けたリサイクル繊維や、GOTS認証(オーガニック・テキスタイル世界基準)をクリアしたオーガニックコットンを採用している。また、スニーカーのメッシュ部分や靴紐などにもリサイクルプラスチックを使用することで、毎年10トンの廃棄物を削減。
さらに、レザー素材はレザー・ワーキング・グループ認定のタンナーから調達し、環境負荷を抑えた生産工程を徹底している。
リサイクル素材を70%使用した100%非動物性のランニングスニーカー。軽量なワッフルソールと通気性に優れたリサイクルメッシュの組み合わせにより、軽量で履き心地の良さが人気。さらに、グリップ力とクッショニングに優れたオリジナルソールが、長時間のウォーキングをサポート。カジュアルからきれいめスタイルまで幅広く活躍する一足。
足本来の機能を取り戻す、自然な履き心地「Vivobarefoot(ビボベアフット)」
「Vivobarefoot(ビボベアフット)」(Shift C評価:ここから)は、「人間本来の足機能を取り戻すことで、より健康な生活を送り、自然の中を進むべき」という理念から生まれた、イギリス発のベアフッドシューズブランド。
自然な動きを追求し、足が裸足であるときのように動けるよう緻密にデザインされている。素材にはリサイクルプラスチックや海藻、トウモロコシを原料としたものを使用。化石燃料への依存を減らし、持続可能なものづくりに取り組んでいる。また、インドやナミビアのコミュニティ支援も行い、過去12ヶ月間で約50万人の生活を改善した。
冬でも快適な履き心地を叶えるウィンターブーツ「ジオチェルシー」。環境と社会的責任に配慮した「Wild Hideレザー」は、小規模農家で放牧された牛の皮革を食肉産業の副産物として活用しており、自然な傷やシワがそのまま残るナチュラルな風合いが特徴。
Outlast™テクノロジーと反射ホイル、発泡インサレーションを組み合わせた3.5mm厚のサーマルインソールは、通常のインソールと比べ3倍の温かさがあり、取り外しも可能。六角形のトレッドパターンが施されたアウトソールは、柔軟性とグリップ力に優れ、自然な接地感を実現。プライベートからアウトドアまで、幅広いシーンで使える一足。
快適さとサステナビリティを両立した次世代のフットウェア「Native Shoes(ネイティブシューズ)」
カナダ・バンクーバー発の「Native Shoes(ネイティブシューズ)」(Shift C評価:ここから)は、未来に向けて環境負荷の少ない機能的なシューズを作りたいという思いから、雨の日も晴れの日も快適に履けるシューズを提案している。
「日々の生活をシンプルにする」「環境を美しくする」「カーボンフットプリントを軽減する」を掲げ、軽量かつ目的に適した素材を使用。実際に、従来のEVAにサトウキビ由来の樹脂を50%ブレンドした独自素材「Sugarlite」を開発し、現在全ての新商品に採用。これにより、CO2排出量の大幅削減に貢献している。さらに、藻類バイオマスを活用した「Rise by Bloom」テクノロジーにより、過剰な藻類を除去することで水界生態系を守り、生物多様性の維持にも寄与している。
24年秋冬シーズンからは、従来のPUに代わる、工業用デントコーンから作られたバイオベース成「SUSTERRA® PROPANEDIOL」を採用するなど、常に環境に配慮した素材や製造プロセスを通じて、地球環境の保護に貢献する努力を続けている。
ブランドを代表するアイコニックなシューズ「Jefferson」は、サトウキビ由来のSugarlite™EVAで作られている。Jefferson一足の製造時に発生するCO2排出量は3.75kgと、靴業界では最小級のカーボンフットプリントを誇り、温室効果ガス排出量の20%削減も実現している。
軽量性、耐久性、衝撃吸収性、防臭性にも優れ、手軽に洗えるため日常使いに最適。街歩きや旅行、アクティブなシーンまで幅広くカバーするシューズは、スタイリッシュでありながら環境に優しい選択肢。快適さと持続可能性を両立した次世代のフットウェアだ。