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「FASHION FRONTIER PROGRAM」とは?
勇気と志を持った未来のファッションデザイナーを発掘し、称え、そして育む事が、ファッション業界だけでなく社会全体が良い方向へ変化していく原動力となるという考えのもと、YUIMA NAKAZATOの創業者でデザイナーの中里唯馬氏が発起人となり2021年に設立。 プログラムは「アワード」「インキュベーション」「スカウティング」「マッチング」「ラボ」の5つの要素で構成され、期間中に提供される学びの場や参加企業や他参加者との交流、そして受賞後のサポートなど継続して関係性を構築していける内容となっている。
国内外の応募者の中から選出された3人のデザイナー
本年度のプログラムは、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、アメリカと国内外の多数の応募者の中から選出され、17名のセミ・ファイナリストでスタート。
夏から秋にかけて行われたエデュケーションプログラムを経て、中間審査で作品の構想を発表した後、8名のファイナリストが選出された。
ゲスト講師より技術的なアドバイスを受けながら制作を進めてきたファイナリスト達は、先日12月3日(火)、作品とともに最終プレゼンテーションを行った。
審査員には、ファッションの未来を考えることを通して、衣食住の未来、ひいては人類の未来を考えるため、アーティストの片山真理氏、現代美術家の寒川裕人氏、株式会社ユナイテッドアローズ上級顧問 クリエイティブディレクション担当 栗野宏文氏などを迎え、ファッションとしての喜びを最大限にしながら、服を作る本当の意味を考え、何を、どのように評価していくべきか、多角的に審査された。
今年の受賞者は、以下の3名に決定。
グランプリ|Grand Prizea
須田美咲 Misaki Suda
“Forest Clothes : In the glow”
準グランプリ|Runner-up
富山聖 Kiyoshi Tomiyama
“KEMMUN”
準グランプリ|Runner-up
村田充生 Mitsuki Murata
“WE WANNA 農!!!”
私たちは、これからどのように服をつくり、まとうのか、ファイナリストからの問いを感じて。
現在、株式会社ゴールドウイン東京本社1階イベントスペースにて、24年度のファイナリスト および23年度の受賞者の作品展示が行われている。
期 間:2024年12月9日(月)~14日(土)
※休館日:12日(木)
時 間:9日(月)〜13日(金)13:00~19:00
14日(土)10:00~13:00
場 所:株式会社ゴールドウイン東京本社1階イベントスペース
住 所:〒107-8570 東京都港区北青山3-5-6 青朋ビル
アクセス:東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道」駅から徒歩4分
銀座線「外苑前」駅から徒歩6分
料 金:入場無料(事前予約不要)
また最終日14日16時からは同会場で「FASHION FRONTIER PROGRAM」の発起人であるファッションデザイナー中里唯馬氏のリアル・ファッション・ドキュメンタリー映画『燃えるドレスを紡いで』が特別上映される。
YUIMA NAKAZATO 映画『燃えるドレスを紡いで』特別上映会
上映日時:2024年12月14日(土)16:00上映開始
場 所:株式会社ゴールドウイン東京本社1階イベントスペース
料 金:無料 ※事前申し込み制(申込期間は終了しました。)
私たちはこれからどのように服をつくり、まとい、生きていくのか、ひいてはどのような社会をつくっていくのか、ファイナリストの作品から、問いを受け取ってみてほしい。