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引っ越しなどの生活環境の変化や、インテリアの模様替えのタイミングで問題になるのが要らなくなった家具の処分方法だ。
エリアによって異なるが、多くの場合は一辺の長さが30cmを超えるものは粗大ごみ扱いになり、通常のゴミ回収では引き取ってくれず、有料となる。
お金で解決することかも知れないが、「これがこのままゴミになるのか…」と考えると、手放す際に衣服やコスメ以上に罪悪感を覚える人も多いだろう。自分の目の前からなくなったら終わりではないのだ。
家具のブランドや状態によっては買い取ってくれる店舗もあり、リセールによってそれを必要としている人の元に届くこともある。また新しい家具を購入する際に、家にある同等の家具を引き取ってくれるサービスもある(企業ごとに金額は異なる)ので、積極的に利用したい。
家具を循環させるための施策が国内外で始まっている。家具の回収・買い取り/再販サービス
自社で販売した家具、さらには他社が販売した家具を回収して再販する、家具のサーキュレーションを行なっている企業がある。
販売された時期、家具の状態によって引き取ってもらえない場合もあるので、各社の詳細を確認して利用してほしい。
無印良品

既報のとおり、無印良品ではReMUJI(リムジ)という資源循環の取り組みを行っていて、奈良県にある「無印良品 イオンモール橿原」では多くのリユース家具が扱われている。この店舗のオープンにあたり、メーカーを問わず関西近郊で家具の回収を受付けて、メンテナンスを施したものを販売している。

傷や汚れによる戻り品や中古品を引き取りメンテナンスした商品は、オンラインの「もったいない市」で販売中。
また、無印良品のいくつかの店舗では「世界の古家具」と「日本の古家具」を販売している。
*現在、他社の家具の回収は終了している
IKEA(イケア)

スウェーデンに本社を置くイケアは、家具のサーキュレーションに積極的に取り組んでいる。日本のイケアでも家具の買い取りを行なわれていて、状態に応じた金額で買い取ってくれる。自分たちで持ち込むのが前提で、時期によっては買取金額がアップするキャンペーンもある。詳細はこちら。
またサーキュラーマーケットオンラインでは、各店舗で展示品や販売終了品、上記買取りサービスで引き取った中古品などを低価格で販売している。
イケア横浜のサーキュラーマケットオンラインはこちら。
海外の店舗では家具のリセールのプラットフォームの開発や、大学のキャンパス内で家具の買い取りサービスを行なっている。
D&DEPARTMENT

ロングライフデザインを提唱しているD&DEPARTMENTでは、2000年の創業初期からUSEDの買取やリサイクルに取り組んでいる。同社の店舗、オンラインで販売した商品を買い取り、リペアやカスタムをして再販したり、D&DEPARTMENTで購入したものでなくても、同社の視点からロングライフデザインと考えるメーカーの家具の買い取りも行なっている。(例:カリモク60、マルニ60、天童木工、秋田木工、飛騨産業、コトブキ、ホウトク、herman millerなど)
注意事項、買い取りの手順、条件などはこちら
家具購入時の回収/買い取りサービス
店舗もしくはオンラインで家具を購入した際に、同等の家具を同数まで、回収または買い取ってくれるサービスを行なっている企業もある。対応する商品や料金は企業や店舗によって異なるので、購入する前に確認が必要だ。
無印良品

無印良品の家具を買う際に、アイテムによっては同種家具の引き取りを無料で行なっているので、積極的に利用するのも良いだろう。詳細はこちら。
回収後の家具は、主にリサイクル業者へ委託し、適切に産業廃棄物として処理しており、一部エリアでは、鉄材についてリサイクル会社と連携し、資源の有効活用に取り組んでいる。
ニトリ

ニトリでは家具を購入する際に、他社製品も含めて同等の商品を同数、一律4,400円(税込)で引取りサービス(宅内・敷地内搬出サービス)を行なっている。
なお、ニトリの配送センターから発送される場合のみなので、詳細を確認してから申し込みをしてほしい。
同社では商品の製造から、物流、販売まですべてを自社で担っている。その強みを最大限に活かし、商品を「つくる」段階から、『つかいおわったあと』にごみにしないことを考えたものづくりを推進している。回収した一部の家具は自前で細かく解体・分別し、金属などの再生可能なものは資源にまわしている。
大塚家具

大塚家具では家具を購入した際に、同等の商品を同数、配送時に有料で引き取ってくれる。商品の大きさによって違うので、プライスリストを参考にしてほしい。
引き取った家具のうち、再利用が可能と判断したものは、顧客の了承を得たうえで、リユースおよびリサイクルをしている(例:他の家具の修繕用部材等としての活用など)。上記の対応が難しい家具については、法令に則り適正に廃棄処分を行っている。
また同社では家具の循環においては、『良い家具をメンテナンスしながら、世代を超えて長く大切に使い続けていただくこと』が重要な取り組みであると考えている。そのため、家具を購入した顧客には有料で、木製品の塗替え、ソファ・椅子の張替えといった修理・リフォーム(メンテナンス)体制を整えて対応している。
ヤマダ電機

家電の量販店だが家具の販売も行なっており、購入した際に、同等の商品を同数、3,300円(税込)で回収してくれる。分解などの作業が必要なときは別途料金が発生する。詳細はこちら。
引き取った家具は法令に則り、適正に廃棄処分を行っている。
同社では家具については現時点でリサイクル体制は確立されていないが、家電分野では、家電リサイクル法対象外の廃家電はグループ会社にて法令に基づきリユース・リサイクル・廃棄の3つに分類し、適切に処理をすることで廃棄物削減に取り組んでいる。
