ファッション|2025.11.06

お気に入りのスニーカーを3つの方法で洗ってみた!

小学生の頃に履いていた運動靴はゴシゴシ洗っていたけれど、スニーカーってどうしてる? 洗えるような気もするけど、スエードなどがついているものはダメだよね? などと思っているうちに、何もケアしていない人も多いのではないだろうか? しかし衣服と同様にスニーカーも適切な洗濯をすることで、長持ちさせることができる。そこで今回はBaluko Laundry Placeが提供しているスニーカーメンテナンスサービス3種を試してみた。

原稿:横山佐知

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タイプの違う3足のスニーカーを洗ってみることにした

スニーカーがファッションの重要なアイテムになって久しい。以前はストリートファッションで選ばれていたスニーカーがモード界でも定番となり、ハイブランドでもスニーカー市場に注力していて、コンスタントにアイテムをリリースしている。
暑い夏や歩く時間が長いビジネスのシーンでも、革靴よりもスニーカーを選ぶ人も多くなっているようだ。

今や私たちのファッションと強い結びつきのあるスニーカーは、衣服と同様にケアが必要だ。外からの汚れや足の皮脂や汗を吸っているスニーカーは革靴などとは違って洗うことが可能だが、スニーカーを洗ったことがある人は結構少ないのではないだろうか?

筆者の家にも、汚れが気になっていて自分で洗いたいのだがタイミングを逸している、もしくはどうやって洗えばいいのか分からないスニーカーが数足あった。
そこで、それらをBaluko Laundry Placeで洗ってみることにした。

スニーカーの特徴にあわせた3つのクリーニングサービス

タイプの違う3足のスニーカーを持って、Baluko Laundry Place 代々木上原に行ってみた。ここでは3種類の方法でスニーカーメンテナンスが可能なのだ。

持参したのがこちら。

手前から、ステラ マッカートニー、MUVEIL、ニュー・バランス

1足目はステラ マッカートニー×スタン・スミスのスニーカーで、ステラなので皮は使っておらず合成皮革がメインになっている。
2足目はMUVEIL×アシックスのスニーカーで、イミテーションパールが装飾に使われている。
3足目はニュー・バランスのランニングシューズで、化繊でできている。何度か自分で洗ったことはあるが、走りたい気持ちと天候のタイミングが合わず、ここ数ヶ月洗えていない。

お店のスタッフに相談して、それぞれのスニーカーに適した洗濯方法で洗うことにした。

1. スニーカーランドリー

これは店内にあるスニーカー専用ランドリーを使って自分で洗うもの。
縦型のランドリーの中にブラシがついていて、スニーカー表面の汚れを落としてくれるのだ。綿や化繊、合成皮革製のスニーカーにおすすめとのことなので、ランニングシューズを洗うことにした。

縦型の洗濯機にブラシが嵌められている構造

シューレースは外した方が良いが、そのままでもOK。その場合はシューレースが洗濯機の穴にはまったりブラシに絡まないように、先は結んで入れるのが良いそう。洗う時間は約20分、200円(税込)。

ウォッシュが終わったものを乾燥機にかける。片足ずつ、温風が出てくるポールに差し込み、今回は20分、100円(税込)。

でき上がったのがこちら。

ソールのサイド部分の汚れが落ちて、なんだかピカピカしている。全体的に明るくなった印象だ。

2. スニーカークリーニング「マシンウォッシュ」

これは1のスニーカーランドリーとは違い、店に預けるので約1週間かかる。キャンバスやナイロン地の、水洗いが可能なスニーカーを店でクリーニング作業をしてくれるもの。

今回はステラ マッカートニー×スタン・スミスをお願いすることにした。白い本体とソールのサイドにうっすら汚れが。そしてシューレースの下の汚れも気になっていて、どうしたらいいのだろう…と思いつつ手をつけずにいたら2年くらい経っていた。

シューレースをしたまま預けることが多いのだが、今回はその下の汚れも気になったので外した状態で預けることにした。
このマシンウォッシュは、ドラム式の洗濯機にシューズと一緒にスポンジを入れて洗剤と共に洗うスタイル。表面の汚れをスポンジで優しく洗うのだ。

そして出来上がりを後日ピックアップしてみると。

全体的に白さが戻ってきている。気になっていたシューレースの下の黒ずみは、今回の作業で汚れが浮いている状態になっているため、アルコール洗剤で拭くと取れるとのアドバイスを受け、家に帰ってやってみた。

家にあった食品用アルコール除菌剤「ドーバー パストリーゼ77」を使ってペーパータオルで拭き取ってみる。

すると…

拭き取れた!! 嬉しい!! 

このサービスは洗った後にスニーカー専用の乾燥機で数日かけて乾燥させるので、仕上がりに1週間ほどかかる。990円(税込)。

3. スニーカークリーニング「ワンバイワン」

その名の通り一足ずつ対応するもので、水洗いできないスニーカーやブランド品などをクリーニング工場で洗濯する。スエードや皮製品、装飾がついたもの、複数の素材でできているものがおすすめだ。3,520円〜(税込)。また、擦れなどによる色落ちがある場合はオプションとしてリタッチも可能で、繊細な色味も顔料を調合して作り出して対応してくれるそう。すごい!(部分補色2,200円、全体補色3,300円、共に税込)

今回は、以前から気に入っていてだいぶ履き込んでいるのだが、装飾がついているMUVEIL×asicsのスニーカーを持ち込んでみた。これは2〜3週間ほどかかるとのことなので、仕上がりは追ってご報告します!

Baluko Laundry Place 代々木上原

住所:東京都渋谷区上原3-29-2
営業時間:セルフランドリーは24時間。クリーニング・洗濯代行は9:00〜20:00
今回紹介したスニーカーランドリーは一部の店舗を除いて全国のBaluko Laundry Placeで利用できる。
スニーカークリーニングの「マシンウォッシュ」と「ワンバイワンサービス」は、代々木上原店のみで対応。

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ライター/エディター
横山佐知
出版社勤務を経て2022年にフリーランスに転身。趣味は旅とランニングと登山とお笑い鑑賞。

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