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ジェンダー平等の達成にかかる時間は300年
創業以来 Joy(喜び)と女性のエンパワーメントをテーマに掲げているケイト・スペードは、これまで10年以上にわたり女性のメンタルヘルスやジェンダー平等を支援してきた。2018年、ブランドの創業者であるケイト・スペードが心の病を抱え亡くなったことで、この活動の重要性を再認識し、メンタルヘルスを中心に据えて女性をエンパワーする活動を続けてきた。その活動を更に加速させるために、この度、女性のメンタルヘルスのためのグローバル基金（Global Fund for Women’s Mental Health、以下、グローバル基金)を設立したという。
サステナブルファッションというと環境負荷などの環境面が取り上げられることが多いが、製造過程におけるワーカーの男女の賃金格差や、着る側である私たちが抱える社会的に作られた”理想的”な体型イメージとのギャップへの悩みといったウェルビーイングの視点も忘れたくない。
実際に過去数十年で、女性の平等とエンパワーメントが大きく進展してきたが、世界の女性と女の子に対する差別的な法律や制度は依然として存在しており、このままの進捗では ジェンダー平等を達成するには約300年近くかかるとも⾔われている。
日本を含む５カ国の非営利パートナーを支援
グローバル基金では、コミュニティー主導による女性と女の子のメンタルヘルスに必要な投資とアクセスの拡大に取り組む。
初年度は、北米、英国、日本、オーストラリアの非営利パートナーを優先的に支援していく予定で、女性と女の子の良好なメンタルヘルスを培うための研究に基づいたアプローチを行う最初のパートナーを2025年3月に発表予定だという。
Joy(喜び)とメンタルヘルスの関係性を探求するグローバルサミット
この基金の発足を記念し、9 月 5 日(木)にはニューヨークで第3回目となる「女性のメンタルヘルスに関するグローバルサミット」が開催され、メンタルヘルスとジェンダー平等の提唱者、そしてファッションとエンターテインメント業界のリーダーが集まった。
サミットでは、タラジ・P・ヘンソン、マルサイ・マーティン、ソフィア・ワイリーなどを含むスピーカーが登壇し、「メンタルヘルスとファッション業界」、「女性と女の子のメンタルヘルス:Z 世代によるZ 世代のための」、「母親と労働者のメンタルヘルス」、「人生の後期における女性のメンタルヘルス」、そして「Joy(喜び)とシスターサークルの育成」をテーマにパネルディスカッションが行われた。
このサミットでは、その他のアクティビティに加え、2024 年秋のグローバル キャンペーンに起用されたタラジ・P・ヘンソン、二コラ・コクラン、マルサイ・マーティンが出演するケイト・スペード ニューヨークの最新ショートフィルムが初公開された。
あなたも今日から、Joy(喜び)とエンパワーメントの旅へ！
現在ケイト・スペード ニューヨークのソーシャルインパクト活動に関するページでは、「女性と女の子: メンタルヘルスを通したエンパワーメント」に関する調査や「⼥性のメンタルヘルスとエンパワーメント のための概念的フレームワーク」など、女性のエンパワーメントやメンタルヘルスに関する情報が公開されている。
あなたにも気づかないうちに抱えてしまっている女性であることの難しさや不安があるかもしれない。ありのままの自分を愛し、より喜びに溢れた人生を手に入れたいと考えている方は、ぜひこれらのリソースをチェックしてみてほしい。
女性のメンタルヘルスのためのグローバル基金に関するページ：https://www.katespade.jp/social-impact.html
